<新型肺炎>武漢からの帰国者、和光の国立保健医療科学院に滞在 症状見極めへ 窓から外うかがう人も
2020/02/01/00:00
新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中国・武漢から31日、邦人149人を乗せたチャーター機の第3便が着いた。帰国者たちの一部は和光市の国立保健医療科学院に滞在することに。今後は経過観察をして症状を見極めるとされる。
31日午前に武漢から羽田空港へチャーター機第3便で帰国した人たちの一時滞在先となる和光市南の国立保健医療科学院には多くの報道陣が集まった。
午後5時ごろ、帰国者を乗せたと見られる大型観光バスが1台到着。交通整理に当たった警察官の誘導を受けて、国立保健医療科学院に入った。午後5時10分ごろにはもう1台到着した。
いずれのバスも窓は全てカーテンが閉じられた状態で中の様子をうかがい知ることはできなかったが、午後6時ごろ、さらに2台のバスが到着した際には、カーテン越しに外の様子をうかがう人の姿も見られた。