埼玉新聞

 

吉田鋼太郎さん、シェークピア劇に自由な挑戦 現代人の心に響く舞台を、「ヘンリー八世」14日開幕

  • 「ヘンリー八世」の稽古で、俳優らに台本の変更点を伝える吉田鋼太郎さん=1月16日、さいたま市中央区

  • 「蜷川さんが持っていたダイナミズムとスケールの大きさに加え、役者が本人の言葉でしゃべることにこだわりたい」と話す吉田鋼太郎さん=1月16日、さいたま市中央区

 14日からさいたま市中央区の彩の国さいたま芸術劇場で開幕する「ヘンリー八世」。シェークピア37戯曲の完全上演を目指す「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第35弾。故蜷川幸雄さんの遺志を受け継ぎ、2016年に同シリーズ2代目芸術監督に就任、演出を務めるのが吉田鋼太郎さん(61)だ。「みんなが楽しめるシェークスピア劇に」と、現代人の心に響く舞台を生み出そうと、永遠の古典に挑んでいる。

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