埼玉新聞

 

<高校バレー>男子、埼玉栄が3連覇 正智深谷に2―0 新チーム移行後、短期間でレシーブ磨く

  • 男子決勝 埼玉栄―正智深谷 第2セット、埼玉栄の橋本(右)がスパイクを決める

 (最終日、3日・本庄総合公園体育館)

 男女の決勝などを行い、男子の埼玉栄は3年連続6度目、女子の細田学園が2年ぶり12度目の優勝を飾った。

 埼玉栄は準決勝で春日部共栄に2―0で快勝すると、決勝は正智深谷を2―0で下した。細田学園は準決勝で春日部共栄に2―0でストレート勝ちし、決勝は狭山ケ丘を2―0で退けた。

■粘り強さ発揮/埼玉栄

 男子の埼玉栄が決勝で正智深谷に2―0で快勝し、3連覇を達成。伊藤監督は「最後まで栄魂を出してくれた」と、選手たちをたたえた。

 強打が自慢の両エースがけん引した前チームに比べ攻撃力は劣るが、新チーム移行後の短期間で磨いたレシーブが光った。第1セットから相手のサーブに粘り強く食らい付き、25―22で先取。「サーブキャッチがうまくいっている」(工藤)と手応えをつかむと、第2セットも確実に拾って島津と伊東幸がスパイクを決めて得点し、勝利の女神を振り向かせた。

 主将の橋本は「レシーブを徹底しつつ、ほかの部分も力を付けていきたい」と、さらなるレベルアップを誓った。

ツイート シェア シェア