<高校バレー>女子、細田学園が2年ぶり優勝 狭山ケ丘に2―0 始動の遅れもミス少なく、安定感発揮
2020/02/04/00:00
(最終日、3日・本庄総合公園体育館)
男女の決勝などを行い、男子の埼玉栄は3年連続6度目、女子の細田学園が2年ぶり12度目の優勝を飾った。
埼玉栄は準決勝で春日部共栄に2―0で快勝すると、決勝は正智深谷を2―0で下した。細田学園は準決勝で春日部共栄に2―0でストレート勝ちし、決勝は狭山ケ丘を2―0で退けた。
■冷静にストレート勝ち/細田学園
女子の細田学園が狭山ケ丘との決勝にストレート勝ちし、2年ぶりの栄冠を手にした。伊藤監督は「始動が遅れて厳しいと思っていたけれど、選手たちは落ち着いていた」と笑みを浮かべた。
1月の全日本高校選手権に出場したため、新チームのスタートが県内のライバル校よりも遅くなった。それでもミスは少なく、安定感を発揮。決勝は第1セットから並木と手塚のスパイクで流れをつかみ25―19で先取すると、第2セットも要所で井上と杉山のブロックが決まって得点を重ね、25―16で奪った。
主将の並木は「この優勝を勢いにして、これからもレベルを上げたい」と力を込めた。