地下鉄7号線の延伸と駅設置、J1浦和が要望 チーム主体で署名活動、県と市に2万3354人分手渡す
2020/02/04/00:00
Jリーグ浦和レッズの立花洋一代表らは3日、県庁とさいたま市役所を訪れ、大野元裕知事、清水勇人市長に地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)延伸と、埼玉スタジアム前駅設置を要望する2万3354人分の署名を手渡した。
署名活動は、スタジアムへのアクセス改善を求め、昨シーズンの5月17日から、チーム主体で、ホームゲームなど来場者を対象に行われた。
県庁で立花代表は「アクセスや利便性の向上、街の発展なども考え、スタジアム前駅が悲願。一刻も早い地下鉄7号線の延伸とスタジアム前駅を」と要望し、署名と要望書を大野知事に手渡した。
大野知事は「しっかり受け止めさせていただく。多額の費用がかかるが、お声をこれだけ頂いたので、(前向きに)考えたい」と述べた。
さいたま市役所では、清水市長が「署名活動を通じ、皆さまにとってプラスとなることを発信していただいた。県、近隣自治体、関係機関と協議し、できるだけ早く皆さんのご要望をかなえられるよう、最大限努力したい」と応じた。
地下鉄7号線の延伸については、さいたま商工会議所なども要望している。