埼玉新聞

 

ラガーマンが「高い高い」 「ヤクルトレビンズ」選手が県警とスクラム 蕨で交通事故防止を呼びかけ

  • ヤクルトレビンズの選手にラインアウトのように持ち上げられてシールを貼る子ども=22日午前、埼玉県蕨市

    ヤクルトレビンズの選手にラインアウトのように持ち上げられてシールを貼る子ども=22日午前、蕨市

  • ヤクルトレビンズの選手にラインアウトのように持ち上げられてシールを貼る子ども=22日午前、埼玉県蕨市

 夏の交通安全運動(15~24日まで)期間中に自転車の交通事故防止を呼びかけようと、埼玉県警交通総務課と蕨署は22日、蕨市のビバモール蕨錦町店でキャンペーンを行った。同課などのほか、県防犯・交通安全課や地元の南稜高校生徒、交通安全関係団体に加え、戸田市を拠点とするヤクルトの社会人ラグビーチーム「ヤクルトレビンズ」の選手9人が参加した。

 来場者が交通に関する思いやりについて考えるブースでは、子どもらがリンゴ型のシールに「手をあげてわたる」などと記入すると、レビンズの選手は子どもをラインアウトのように持ち上げて木を模した台紙に張り付けた。キャンペーンではこのほか、自転車利用者のヘルメット着用などを呼びかけ、ヘルメットの利用状況に関するアンケートに回答すると、その場でヘルメットが当たる抽選会なども行われた。

 交通総務課は、夏は人出が増えて交通事故の危険性が高まる傾向にあるとした上で「思いやりのある運転について考えてもらい、その輪を県全体に広げて悲惨な交通事故を減らしていきたい」としている。

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