埼玉新聞

 

女子高生、左脇腹を刺され重傷 話がある…同級生少女が保健室に呼び出し、包丁で刺す 命に別条なし/入間

  • 女子高校生が同級生に刺され重傷を負った武蔵野音楽大学付属高校=6日午後5時34分、入間市

 6日午後0時50分ごろ、入間市中神の武蔵野音楽大付属高校で、男性教諭から「生徒が包丁で刺された」と119番があった。同校3年の女子生徒=東京都板橋区=が左脇腹を刺されて救急搬送された。消防によると、会話ができる状態で命に別条はなく重傷とみられる。

 狭山署は殺人未遂の疑いで、同級生の少女(18)=東京都練馬区=を逮捕した。「刺したことは間違いない」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は同日午後0時45分ごろ、校舎内で、殺意を持って女子生徒の左脇腹を包丁(刃渡り約20センチ)で1回突き刺した疑い。

 同署によると、少女が女子生徒を同校1階の保健室に「話がある」と呼び出し、当時は2人きりだった。悲鳴を聞いた男性教諭が駆け付けると、ベッドの近くで女子生徒が血を流して倒れていた。女子生徒は少女に刺されたと話しており、包丁は床に落ちていたという。

 同署は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、動機や経緯を調べる。

ツイート シェア シェア