埼玉新聞

 

<高校野球>打線が自慢の両チーム…埼玉栄―浦和学院 均衡破るのは機動力か制球力か きょう準々決勝

  • 制球力の良さが光る埼玉栄の右腕岡田

    制球力の良さが光る埼玉栄の右腕岡田

  • 5回戦以降の組み合わせ(2023夏高校野球・勝ち上がりアリ)

    5回戦以降の組み合わせ

  • 制球力の良さが光る埼玉栄の右腕岡田
  • 5回戦以降の組み合わせ(2023夏高校野球・勝ち上がりアリ)

 第105回全国高校野球選手権記念埼玉大会は25日、県営大宮とレジデンシャルスタジアム大宮の2球場で準々決勝4試合を行い、4強が決定する。Aシード昌平、浦和学院などシード勢16校中、7校が勝ち上がり、ノーシードから川越東が8強入り。公立勢では唯一、Dシード春日部東が14年ぶりのベスト8に進出した。甲子園出場切符まであと3勝。終盤戦に突入する準々決勝の見どころを探った。

■打撃好調同士 乱打戦も

 春季県大会の3回戦でともに2桁安打を放った両校の再戦は、点の取り合いも予想される。

 埼玉栄は、狭山清陵の八巻ら好投手を攻略してきた打線が奮起したい。最速139キロのエース山下、制球力抜群の岡田、1年右腕和泉ら総力戦で相手打線をいかに抑えられるかがポイント。

 浦和学院は、全4試合で2桁安打と持ち前の打力が健在。打率4割超えの1年西田、5割7分1厘の2年月山ら若い力が攻撃の機運を高める。出塁率の高い1番小林は好機の足掛かりとなる。

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