埼玉新聞

 

走り屋108台、コンビニに群がり大迷惑も 警察が取り締まり144人に指導 付近住民「話し声もうるさい」

  • 整備不良車の排気音を調べる警察官=飯能市白子のファミリーマート飯能東吾野店駐車場(県警提供)

    整備不良車の排気音を調べる警察官=飯能市白子のファミリーマート飯能東吾野店駐車場(県警提供)

  • 整備不良車の排気音を調べる警察官=飯能市白子のファミリーマート飯能東吾野店駐車場(県警提供)

 埼玉県警交通指導課と飯能署は同署管内と秩父署管内を結ぶ国道299号の山間部で、コーナーの多い道を高速で走り抜ける「ローリング族」などの「走り屋」対策を実施。コンビニエンスストアの駐車場などにたむろする、い集車両に対する交通指導取り締まりや安全指導を行った。

 取り締まりなどは6月30日夜~翌7月1日未明、7月9日未明、同月14日夜~15日未明の計3回、飯能市白子のファミリーマート飯能東吾野店駐車場とその付近で実施。整備不良4件、免許証不携帯2件の計6件を摘発し、い集車両は計108台、同乗者36人を含む144人を把握した。

 地域住民から「コンビニで話し声がうるさい」などの110番や取り締まり要望が多数寄せられていることに加え、一般ドライバーが事故に巻き込まれる可能性があることから取り締まりなどを実施。交通指導課は「今後も地元警察署と連携して、299号線対策を継続的にやっていきたい」と強調した。

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