埼玉県警朝霞署は26日、自動車運転処罰法違反（無免許危険致傷）の疑いで、富士見市の解体作業員少年（17）を逮捕した。

　逮捕容疑は5月20日午後8時20分ごろ、志木市本町5丁目の道路で、無免許でバイクを運転し、危険を生じさせる速度で走行して赤信号を無視し、男性（52）の軽乗用車に衝突。男性の胸などに約37日間のけがを、バイク後部に同乗していた女性（19）に3カ月のけがをそれぞれ負わせた疑い。

　同署によると、現場は県道と市道が交わる十字路。直進したバイクが、右折しようとしていた軽乗用車と衝突した。少年は頭などにけがをして治療を受けていた。少年は「無免許でバイクを運転したことは間違いないと思う。交通事故を起こしたことや信号に従わなかったことについては覚えていない」と供述している。