有毒のスイセンを販売 羽生のキヤッセ羽生で14日、ニラと誤る 県が呼び掛け「食べないで連絡を」
2020/02/15/00:00
県は14日、羽生市三田ケ谷の羽生市三田ケ谷農林公園農業物産館(通称キヤッセ羽生)で、有毒植物の「スイセン」をニラと誤って販売したと発表した。
県食品安全課によると、スイセンは同日午前10時ごろから同10時半ごろまでの間に、1束(税込み100円)で客に販売されたという。スイセンを包んだビニール袋には「むじなも市場 根岸隆治 にら 埼玉県産」と表示したシールが貼られていた。
別の客が「ニラではないような気がする」と従業員に伝え、誤って販売していたことが分かった。当該品は10時半ごろに販売を中止して店頭から撤去し、午後1時半ごろから店頭で告知を行った。
スイセンを食べると下痢や嘔吐(おうと)、悪寒などの症状が出る可能性があるという。同課は「購入された方は絶対に食べないでください」とし、購入した心当たりがある場合はキヤッセ羽生まで連絡するよう呼び掛けている。
問い合わせは、キヤッセ羽生(電話048・565・5435)へ。