<センバツ>花咲徳栄に選抜旗、重みと思い受け取る 授与式で決意「チーム一丸で頑張る」
2020/02/15/00:00
第92回選抜高校野球大会に4年ぶり5度目の出場をする花咲徳栄に14日、選抜旗が届いた。同校の体育館で授与式が行われ、1、2年生約1100人を前に、毎日新聞社から県高野連の小野沢範久副会長、同校の田中一夫校長を経て井上朋也主将に選抜旗が手渡された。
式では小野沢副会長が「素晴らしい春の便りが花咲徳栄高校にやってきました。花咲徳栄は走攻守バランスの取れた好チーム。勝ち進んで、32校の頂点を目指してほしい」とエールを送った。
選抜旗を手に、選手を代表して井上主将は「選抜旗の重みと思いを受け取りました。甲子園ではチーム一丸となって頑張りますので、応援をよろしくお願いします」と決意を語った。
岩井隆監督は「年を越えて投打に調子が上がってきていると思う。総合力のチームなので、いい調整をして、実力が全部出せるように落ち着いたプレーをさせたい。経験を重ねる中で一つ一つ学びながら、一つでも多く勝てればいいと思っています」と言い、表情を引き締めた。
チームは大会までに宮古島(沖縄県)で合宿を行い、調整する予定。選抜大会は3月13日に組み合わせ抽選会が行われ、同19日に甲子園球場で開幕する。