映画「翔んで埼玉」の二階堂ふみさんや監督ら上田知事を訪れ謝罪「映画化してごめんなさい」…知事の反応は
2019/02/08/00:00
埼玉県民が東京都民から迫害され、身を潜めて生きる世界を描いた映画「翔んで埼玉」に出演する二階堂ふみさん(24)とブラザートムさん(62)、武内英樹監督(52)が7日、県庁に上田清司知事を表敬訪問した。
武内監督らは「このたびは映画化して申し訳ございませんでした」と謝罪。知事は「埼玉県民はおおらか。たとえ冷やかされても余裕がある」と笑顔で迎えた。
同作は魔夜峰央さん(65)が約30年前に描いた漫画『翔んで埼玉』を映画化したもの。作中に登場する過激な「埼玉ネタ」が話題となり、原作の累計発行部数は69万部(今年1月現在)を突破している。
熊谷市出身のブラザートムさんは「埼玉の皆さまは都内の映画館に足を運んで、東京の人がどこで笑うのかを見てほしい」。二階堂さんは「埼玉の方々は寛大な心を持っている。最終的には郷土愛がテーマなのでぜひ楽しんでほしい」と魅力を伝えた。
知事は「埼玉が話題になることは悪くない。私も楽しみにしている」と太鼓判を押した。