様子おかしい…携帯電話で通話しながらATMを操作、詐欺疑い通報 草加署、被害防いだ会社員に感謝状
2020/02/16/00:00
詐欺被害を未然に防止したとして、草加署は、春日部市の会社員渡辺丈美さん(77)に感謝状を贈った。
草加市内のスーパー店舗内で勤務する渡辺さんは1月14日、来店した川口市の70代女性が、携帯電話で通話しながら店舗内の現金自動預払機(ATM)を操作していたことから詐欺を疑い、警察に通報して被害を未然に防いだ。
同署によると、女性は、市役所職員を名乗る男にATMに行くように誘導されていたという。
渡辺さんは「これからも様子がおかしい人を見掛けたら、迷わず声を掛けていきたい」と話した。
新井共実署長は「関心を持っていても、声を掛けるのは勇気がいること。これからも周囲に目を配りながら、多くの人を救ってほしい」と感謝した。