埼玉新聞

 

色とりどりの願い夏風に 埼玉・狭山で「入間川七夕まつり」 市民ら手作りのやらい飾りなど110本が街彩る

  • 彩り豊かなやらい飾りや竹飾りが並ぶ「入間川七夕まつり」=29日午後、狭山市入間川

    彩り豊かなやらい飾りや竹飾りが並ぶ「入間川七夕まつり」=29日午後、狭山市入間川

  • 彩り豊かなやらい飾りや竹飾りが並ぶ「入間川七夕まつり」=29日午後、狭山市入間川

 埼玉県狭山市の夏の風物詩「入間川七夕まつり」が29日、同市入間川の西武新宿線狭山市駅西口周辺を会場に始まった。市内の団体や学校が手作りした「やらい飾り」や竹飾り計約110本が街を彩っている。

 無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願った江戸時代の七夕行事が起源といわれる。

 駅から西側に延びる道路や近くの商店街沿いには、赤や黄、緑色など豊かな色どりのやらい飾りが高さ5メートルの位置からつるされ、風が吹くたびに身を翻らせている。小中学生が願い事を書いた短冊も設置され、来場者を迎えている。

 市内の小学校3年の女子児童(9)は「いろいろな飾りがあってよかった」と話していた。

 入間川七夕まつりは30日まで行われる。

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