色とりどりの願い夏風に 埼玉・狭山で「入間川七夕まつり」 市民ら手作りのやらい飾りなど110本が街彩る
2023/07/30/09:38
埼玉県狭山市の夏の風物詩「入間川七夕まつり」が29日、同市入間川の西武新宿線狭山市駅西口周辺を会場に始まった。市内の団体や学校が手作りした「やらい飾り」や竹飾り計約110本が街を彩っている。
無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願った江戸時代の七夕行事が起源といわれる。
駅から西側に延びる道路や近くの商店街沿いには、赤や黄、緑色など豊かな色どりのやらい飾りが高さ5メートルの位置からつるされ、風が吹くたびに身を翻らせている。小中学生が願い事を書いた短冊も設置され、来場者を迎えている。
市内の小学校3年の女子児童(9)は「いろいろな飾りがあってよかった」と話していた。
入間川七夕まつりは30日まで行われる。