長瀞町VS横瀬町 町の強みで若手職員プレゼン対決 町長らが審査 3戦全勝で完全勝利したのは
2020/02/18/00:00
自分の自治体の強みを知るとともに、第三者に伝えることを学ぶためのプレゼンテーションイベント「プレゼン果(はた)し愛 第2回長瀞町VS横瀬町の変」が、横瀬町横瀬のエリア898で行われ、長瀞町と横瀬町の若手職員がプレゼンで対決した。
仲間とプレゼン資料を作り上げることでチーム力を高め、ほかの自治体職員や審査員と交流を図ることが目的。入庁10年目以内の職員を対象として、各自治体の三つの強みをそれぞれ5分以内でプレゼンする。昨年11月に初めて開かれ、横瀬町と小鹿野町が対戦し、小鹿野町が勝利した。
横瀬町は若手職員や町民体育祭などについて説明し、「少ない人数ながらも元気で優秀な若手がそろっている」と強調。長瀞町は役場職員や長瀞福島農園などを紹介し、「人材こそが長瀞町最大の強み」などと語った。富田能成横瀬町長や大沢タキ江長瀞町長らが審査員を務め、長瀞町が3戦全勝で完全勝利した。
長瀞町企画財政課の緑川圭介さん(35)は「町役場は30代の人数が多いので、プレゼンの成果を町に還元できれば」と語った。企画した横瀬町まち経営課の田端将伸さん(45)は「若手職員の研修の一環になり、これからも続けていきたい」と話していた。