翔んで埼玉×埼玉県、グランプリに ロケーション大賞 官民一体の自虐に高評価 実は多くのロケ地が…裏話
2020/02/21/00:00
まちの魅力を高めた映画やドラマなどの映像作品、ロケ地を表彰する「第10回ロケーションジャパン大賞」の授賞式が20日、都内で行われ、映画「翔んで埼玉」×県がグランプリに選ばれた。
主催は地域活性化のプロデュースなどを手掛ける「地域活性プランニング」の情報誌「ロケーションジャパン」。6千人の一般アンケートで、「作品&ロケ地の支持率」「ロケ地の行楽度」「地域の変化」「撮影サポート度」の指標でポイント化し有識者らが総合的に選考した。選定理由として官民一体となった自虐PRが高く評価された。
授賞式には原作者の魔夜峰央氏、武内英樹監督、県産業労働部の勝村直久雇用労働局長が登壇。魔夜氏は「他県では成立しなかった。県民のおおらかさには感謝」、武内監督は「半分冗談で通った企画で変な緊張感があった。実はロケ地の多くが埼玉の隣県でした」と裏話を披露した。