スマホに架空請求のメール、83歳男性が被害 ネットバンキングを利用、現金30万円振り込む/狭山
2020/02/25/00:00
狭山署は23日、狭山市の無職男性(83)が架空請求詐欺で現金30万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、21日午前11時ごろ、男性のスマートフォンに「お支払い期限を経過しましたが、利用料金のご入金が確認できません。本日中にご連絡ください」などと書かれたショートメールが届いた。記載された番号に電話したところ、サイト代行業者を名乗る男から「会費の延滞金が29万9600円になります。すぐに振り込んでもらえないと訴訟を起こします。手続きをすれば95%が戻ります。手数料を上乗せした30万円を支払ってください」などと言われた。
信じた男性は同日午前11時50分ごろ、自宅でインターネットバンキングを利用して、指定された口座に現金30万円を振り込んだ。現金を振り込んだ後、金融機関の口座番号を確認する不審な電話がかかってきたことから、詐欺を疑い署へ通報した。