窓ガラス破壊し侵入、外国紙幣盗む 容疑の男逮捕 侵入手口の似た事件が16件発生、関連を捜査/県警
2020/02/26/00:00
県警捜査3課と川口署、浦和署の合同捜査班は25日までに、住居侵入と窃盗の疑いで、川口市赤井、無職の男(80)を現行犯逮捕、さいたま地検に送検した。
逮捕容疑は23日午後6時10分~18分ごろの間、さいたま市南区南浦和の無職男性(38)のアパート居室内に侵入し、外国紙幣14枚(被害総額約2500円)を盗んだ疑い。
同課によると、男は留守だった男性宅の窓ガラスにガスボンベのふたを投げて破壊して侵入し、引き出しの中にあった外国紙幣を盗んだという。
県南や県西地区では、昨年11月20日以降、宵の時間帯にアパートの窓ガラスを破って現金や貴金属を盗む事件が16件相次いで発生していた。12月にさいたま市南区のアパートで起きた窃盗事件で、付近の防犯カメラを調べたところ、高齢の男を発見。常習犯の男と侵入手口が似ていたことから、県警が男を警戒していた。
男は「生活のためにやった」と容疑を認めているという。県警は他の窃盗事件についても関連を調べる。