埼玉県警大宮東署は3日、準強制わいせつの疑いで、さいたま市見沼区堀崎町、診療放射線技師の男（30）を逮捕した。

　逮捕容疑は3月8日午後6時25分～35分ごろ、さいたま市見沼区の商業施設内にある整形外科で、県内在住の10代女性に対して、レントゲン撮影の際に、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。調べに対し「わいせつ目的で体は触っていない」と容疑を否認しているという。

　同署によると、3月9日午後8時42分ごろ、女性の父親が署に「娘が受診した整形外科でわいせつ行為を受けた件について、警察署に行って話しがしたい」と電話。同日、女性と父親で来所した。女性の話などから男の関与を特定。女性はこの整形外科に通院していたという。同署は犯行に及んだ詳しい経緯を調べるとともに、余罪もあるとみて捜査している。