埼玉県行田市消防本部は3日、同市長野の同本部などで、夏休み一日消防士体験を開催し、地元の小学4~6年生約80人が消防士の仕事を体験した。
消防の各種業務や訓練を実際に体験することにより、火災予防に関する意識高揚と普及啓発を目的に実施。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった。
参加者たちは同本部の概要などの説明を受けた後、庁舎や消防車などを見学。放水訓練や救助訓練なども体験したほか、鴻巣市袋の県防災学習センターも訪れた。
参加した小学6年生の金沢朝日さん(11)は「放水は水圧がすごく、いい体験ができた」と話した。