大輪の花火と舟山車5隻が競演する「寄居玉淀水天宮祭」が5日、寄居町の荒川・玉淀河原などで行われた。4年ぶりの通常開催で、待ちわびた大勢の見物客が訪れた。
水天宮祭は、玉淀河原から下流の玉淀水天宮のお祭り。安産・水難よけの神様として知られる。「関東一の水まつり」と称され、寄居の夏の風物詩になっている。
同日夕方、水天宮を出発したみこしが河原の仮宮に到着。夕闇が迫るころ、5隻の舟山車のちょうちんとぼんぼりに明かりがともり、おはやしの音色も鳴り響いた。午後7時からは花火も打ち上げられて夜空を彩り、舟山車は輝きを増した。盛り上がりは最高潮に達した。