乳児の遺体、ドラッグストアのトイレに流す 容疑の女逮捕 DNA鑑定や防犯カメラなどから特定/ふじみ野
2020/03/03/00:00
昨年11月、ふじみ野市内の屋外トイレに乳児の遺体が見つかった事件で、県警捜査1課と東入間署の合同捜査班は2日、死体遺棄の疑いで、春日部市梅田、母親の無職の女(37)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年11月2日、ふじみ野市ふじみ野2丁目のドラッグストアの屋外トイレに乳児の遺体の一部を放置して立ち去り、遺棄した疑い。
同課によると、同日午後1時すぎ、女が「トイレが詰まっている」と店舗の従業員に申告。修理業者が洋式便器を取り外したところ、乳児の遺体の一部を発見した。
女は従業員に申告後、同店を立ち去っていた。乳児は男の子で妊娠約20週前後。発見時は上半身のみで、へその緒がついたままだった。DNA鑑定から乳児の母親と断定。防犯カメラの映像などから容疑者と特定した。
女は「産んで流した。お金がなくて育てていくことができなかった」と供述しているという。