埼玉新聞

 

<新型肺炎>手軽な「ハンカチマスク」、八木橋で販売 1分でハンカチがマスクに変化 柄の見せ方も変更可

  • 手軽に作れる「ハンカチマスク」の紹介コーナー=熊谷市仲町の八木橋百貨店

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマスク不足を受け、熊谷市仲町の八木橋百貨店は1階ハンカチ売り場で「ハンカチマスク」を紹介している。ハンカチと輪ゴムを材料に手軽に作ることができ、色や柄も好きに選べる。

 ハンカチマスクの作り方はハンカチを四つ折りにし、左右3等分の位置にヘアゴムや手芸用のゴムを通し、顔に当たる両端を内側に折り込む。製作時間は1分ほど。折り方によって柄の見せ方を変えることも可能。洗って繰り返し使用できるのも特長だ。

 取引先のハンカチメーカー「川辺」(東京都新宿区)がインターネット上に公開し、全国の百貨店などでコーナー開設の動きが広がっている。

 八木橋では、目が粗くて息苦しくならないガーゼ素材のハンカチを推奨。チェック、レース、プリントなど、さまざまなデザインの商品を集め、2月下旬から作り方を解説するポップを設置している。

 同店販売促進部の中島朋子さん(49)は「入手困難な状態が続いているマスクの代わりとして、活用してもらえたら」と話している。

 また、同店5階では、群馬県桐生市の繊維メーカーが開発したシルクプロテイン配合の抗菌性マスク(税別3980円)も販売している。1人2点まで。

 問い合わせは、八木橋(電話048・523・1111)へ。

ツイート シェア シェア