下着盗み、帰宅した女子大学生の体触る 容疑の男再逮捕 強制わいせつ容疑は否認「突き飛ばした」/県警
2020/03/06/00:00
県警捜査3課と蕨署、朝霞署の捜査班は5日までに、住居侵入と窃盗、強制わいせつの疑いで、戸田市新曽南4丁目、自称コンサルタントの男(31)を再逮捕し、さいたま地検に送検した。
再逮捕容疑は昨年5月9日午後5時15分ごろ~翌10日午前0時10分ごろの間、戸田市内のアパート一室に侵入。女性用下着約11点(時価計4100円相当)を盗み、帰宅した10代の女子大学生の体を触るなどわいせつな行為をした疑い。住居侵入と窃盗容疑を認め、強制わいせつ容疑については「逃げる際に突き飛ばした」と否認しているという。
同課によると、女性は1人暮らし。男は窓ガラスを割って侵入し下着を盗んだ際、帰宅した女性と鉢合わせになった。
防犯カメラの捜査などから男の関与が浮上。県警は昨年11月13日、別件で捜査していた愛知県警と男の自宅を家宅捜索し、女性用下着20枚などを押収。昨年6月に戸田市内の別の女性方で下着20枚と現金2万8500円などを盗んだとして、今年2月5日に住居侵入と窃盗容疑で逮捕していた。
戸田、蕨、朝霞の3市では昨年1~8月、1人暮らしの女性宅で下着などが盗まれる事件が他に14件発生。男は余罪をほのめかしており、県警が関連を調べる。