埼玉新聞

 

<新型肺炎>妊婦2千人にマスク配布 川越市、感染症予防に災害時用の備蓄マスク活用 里帰り出産も対象

  • 川越市役所=川越市元町

 川越市は6日、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、独自に市内在住の妊婦約2千人にマスク(1人10枚)を発送、配布した。

 妊婦は新型コロナウイルス感染症の感染リスクが高いとされる。マスクの供給不足が続き購入が困難な状況を踏まえ、「心身ともに不安定な妊婦に、少しでも不安を解消してもらおう」(健康づくり支援課)と市の災害時用備蓄マスクを臨時的に活用することにした。

 対象は市内在住で、昨年7月1日~今年3月6日までに妊娠届を行い、母子健康手帳の交付を受けている妊婦で、対象は約2千人。6日に郵送した。9日~31日までの妊娠届け出者には、母子健康手帳の交付時に配布する。「里帰り出産」で現在、同市に居住している人も対象。

 問い合わせは、川越市健康づくり支援課(電話049・229・4121)へ。

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