さい銭箱から現金1700円盗んだ疑い、男逮捕 宮代や杉戸などで似た事件が40件 県警、余罪も捜査
2020/03/08/00:00
警捜査3課と幸手署、杉戸署は6日までに、窃盗と建造物侵入の疑いで、住所不定、無職の男(43)を逮捕し、さいたま地検に送検した。逮捕、送検容疑は2月8日午前5時35分ごろ、宮代町山崎の集会所の窓ガラスをドライバーで割って侵入、神棚のさい銭箱から現金約1700円を盗んだ疑い。
同課によると、集会所では昨年6~11月、窃盗事件が3回発生したため、県警が防犯カメラを設置していた。撮影した映像や手口などから男の犯行と特定。行方を捜していたところ、4日に東武日光線杉戸高野台駅近くの公園で発見した。
男は容疑を認め、「半年ぐらい前に仕事を辞めてから生活に困って盗みに入った」と供述。宮代町、杉戸町、幸手市、久喜市、白岡市では昨年4月ごろから集会所や公民館、神社のさい銭箱などを狙った窃盗事件が約40件発生しており、県警は余罪もあるとみて調べる。男は自転車で公園などを移動して生活していた。