二階堂ふみさん、GACKTさんも祝福 翔んで埼玉の監督が最優秀監督賞「県民の皆さんありがとう」
2020/03/08/00:00
「第43回日本アカデミー賞」の授賞式が6日、都内で行われ、最優秀監督賞に映画「翔んで埼玉」の武内英樹監督(53)が選ばれた。
作品は魔夜峰央氏(67)が約30年前に描いた漫画「翔んで埼玉」が原作。過激な「埼玉ディスり」や「埼玉VS千葉」の対立、東京都民との「地域格差ネタ」などが国内外で話題を呼び、興行収入は37・6億円超の大ヒットを記録している。
自身初の受賞に武内監督は「取っちゃいけない作品が取っちゃったな…」と恐縮した様子。「埼玉の733万5千人の県民の皆さん、映画を応援してくれて、温かく見守っていただいて、ありがとうございました」と、県民に向けて感謝のスピーチを送った。あいさつを見守った、主演の二階堂ふみさん(25)、GACKTさん(46)も笑顔で監督の受賞を祝福していた。
武内監督は千葉県出身。早稲田大学卒業後、1990年にフジテレビ入社。「電車男」「のだめカンタービレ」など数々のヒットドラマを世に送り出してきた。映画監督としては「テルマエ・ロマエ」や「今夜、ロマンス劇場で」などを手掛けている。