埼玉新聞

 

岩槻人形博物館、開館9日目に来館者1万人突破 名品選の図録やガイドブックなど、入間の一家に記念品

  • 1万人目の来場者となった入間市の富岡さん一家(岩槻人形博物館提供)

 2月22日に開館したさいたま市岩槻区の岩槻人形博物館が、開館9日目となる今月1日に来館者1万人を突破した。

 1万人目に来館したのは入間市の富岡さん一家。人形好きの小学生の娘が、授業で同館について学んで興味を持ち、岩槻の街を観光しながら訪れた。記念品として富岡さん一家へ、同館コレクション名品選の図録、ガイドブック、ミュージアムグッズが手渡された。

 富岡さん一家は「1万人目になりびっくりした。人形の作り方が分かる職人さんたちの映像が良かった。学校では写真でしか人形の作り方を見ることができなかったが、型を掘ったりするところなど勉強できた。時代で人形が変わっていく様子も分かり良かった」とコメントした。

 新型コロナウイルス感染防止のため同館は今月16日まで、臨時休館となっている。同館では「当館が所蔵する名品の数々を展示する開館記念名品展Iは、来月12日まで開催しているので、開館したら多くのお客さまに足を運んでほしい」としている。

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