さいたま市見沼区膝子で7日、珍しい野鳥「オオカラモズ」がいるのが発見された。
オオカラモズは目撃されることが少ない渡り鳥で、中国から飛来するとされる。モズ類の中では大きく尾も長いのが特徴。
見沼区膝子に飛んで来たオオカラモズは枯れ枝に止まって周囲を見回し、獲物を探していた。その様子を撮影しようと、多くの市民がカメラを向けた。
野鳥を撮るのが趣味の草加市の戸泉徹さん(70)は「約20年ぶりに撮影できた。水鳥ではないのに海を渡って来る。(オオカラモズに)合えて良かった。ピーク時には200人を超える人が撮影に来ていた」と話していた。