<ランチ>イタリア風の「わらじかつフレッシュトマトソース+ミニうどんセット」 秩父うさぎだ食堂で人気
2020/03/09/00:00
昨年5月にリニューアルオープンした秩父市下吉田の「秩父うさぎだ食堂」。付近にある秩父ファーマーズファクトリーの兎田ワイナリーの直営店で、隣にあるショップではワインも購入できる。皆野町出身でイタリアでも修業した経験を持つ門平光正さん(38)がシェフを務めている。
お薦めは「わじかつフレッシュトマトソース+ミニうどんセット」(1480円)。わらじかつは丼から飛び出すほどのわらじ大のかつが入る秩父名物で、同ワイナリーの赤ワインとバルサミコ酢を使用したタレで味付けした。オリーブオイルに漬け込んだフレッシュトマトも添え、名物をイタリア風に仕上げた。
ミニうどんは山菜かホエーが選べる。ホエーは牛乳から乳脂肪分を除いた液で、チーズを作る際に大量に出る。食堂付近にある「秩父やまなみチーズ工房」で出る栄養価の高いホエーをつゆに使用。ミルキーな香りとほのかな酸味が感じられ、一度味わってみるとまた食べたくなる味だ。
「秩父フルーツ街道の季節のフルーツパフェ」(1280円)や「秩父食材を使用したバラエティー豊かなジェラート各種」(シングル480円)も用意。門平さんは「地元食材を使い、ここでしか味わえないものを出していきたい」と話した。
【メモ】秩父うさぎだ食堂 秩父市下吉田3942。インフォメーションセンター(電話0494・77・1123)。営業時間は午前11時~午後4時(ラストオーダー午後3時)、ショップの営業時間は午前10時~午後5時。「秩父やまなみチーズ工房のホエーうどん」は980円。月曜定休(祝日は営業)。秩父鉄道皆野駅から車で14分。