埼玉新聞

 

日本最大級の品揃えオープン!レイクタウンに“巨大”冷凍食品店が誕生 本年度中にイオン与野にも出店予定

  • 国内最大級の約2千品目の冷凍食品が並ぶ店内=10日、越谷市のイオンレイクタウン

    国内最大級の約2千品目の冷凍食品が並ぶ店内=10日、越谷市のイオンレイクタウン

  • 国内最大級の約2千品目の冷凍食品が並ぶ店内=10日、越谷市のイオンレイクタウン

 イオンリテール(千葉市)は10日、日本最大級の品目を取りそろえる冷凍食品専門店「@FROZEN(以下、アットフローズン)」の国内3号店を越谷市のイオンレイクタウンにオープンした。

 冷凍食品は最近の消費トレンドである「利便性」や「時短」ニーズに加え、保存性の良さからコロナ禍で「中食」として定着。2022年度の国内市場は前年比約1割増の8383億円(同社調べ)と過去最高を更新した。タイパ(タイムパフォーマンス)志向の高まりや冷凍技術の飛躍的な向上で家庭でも有名店の本格的な味が楽しめるとして、さらに市場の拡大が見込まれる。

 店舗はイオンレイクタウンmori1階、イオンスタイル内の食品売場に専門店として単独オープン。売場面積は373平方メートルで「HEAT(温めてから食べられる)」「EAT(解凍してそのまま食べられる)」「COOK(調理の下ごしらえがされている)」の3コーナーで構成され、ランチやおつまみ、スイーツなど同社最多の2千品目がそろう。

 特にディナー、スイーツ領域を強化し、独自商品は昨年8月末にオープンした1号店(千葉・浦安)比で約1・3倍の約1200品目。うち500品目を新開発した。前菜からメイン、デザートまで約5~6千円でそろう「ご褒美フルコース」や全国各地のご当地スイーツなど多彩なラインナップ。日本有数の来店客数を誇る同店ならではの広域商圏にも対応し、イートインを隣接。専用保冷バッグ、保冷剤の貸し出しサービスなど持ち帰りケアも万全の態勢となっている。

 同社では、昨年の1号店の立ち上げ以降、購買動向などの分析を重ね、顧客満足度を向上。本年度中にイオン与野店(さいたま市中央区)など首都圏でさらに3店舗の出店を計画している。イオンリテールの浜口好博取締役専務執行役員は「ミレニアル世代やZ世代、ファミリー、シニアのあらゆる年齢層をターゲットに国内市場で圧倒的な優位性を確立したい」と話した。

 営業時間は午前7時から午後11時。店舗商品はアットフローズン展開店舗のネットスーパーなどでも購入できる。
 

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