埼玉新聞

 

圧巻の熊谷花火大会、1万発に大勢感動 大きなワイドスターマイン打ち上げ、投票で決めた色や曲で夜空へ

  • 4年ぶりに通常開催された熊谷花火大会=12日夜、熊谷市桜木町

    4年ぶりに通常開催された熊谷花火大会=12日夜、熊谷市桜木町

  • 4年ぶりに通常開催された熊谷花火大会=12日夜、熊谷市桜木町

 日本一暑いまちの夏の風物詩「熊谷花火大会」(熊谷市、市観光協会など主催)が12日、市内の荒川大橋下流の荒川河畔で4年ぶりに通常開催された。約1万発の大輪の花が真夏の夜空を彩り、集まった大勢の見物客を楽しませた。

 熊谷花火大会は戦災からの復興を願って1948年から始まり、今回で71回目。毎年8月第2土曜日に開催されていたが、2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、21、22年は無観客・短時間・分散型の特別花火大会を実施していた。

 今年はコロナ禍の影響で花火提供者の減少が予想されたことから、複数の協賛者によって一つの大きなワイドスターマインを打ち上げる「スクマム!ワイドスターマイン」を新設。賛同者から寄付を募るクラウドファンディング(CF)も行い、目標としていた300万円を上回る金額が集まり、支援者からの投票を参考にテーマ色や選曲を決定した。

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