<新型肺炎>さいたま市、備蓄用マスク配布 放課後児童クラブ、デイサービス事業所、保育園など職員向けに
2020/03/10/00:00
さいたま市は9日、市内の放課後児童クラブやデイサービス事業所、保育園、幼稚園などの職員向けに、市の備蓄用マスクの配布を始めた。
新型コロナウイルス感染拡大に伴うマスクの供給不足を受け、6日に行われた市新型コロナウイルス危機対策本部員会議で備蓄放出の方針を固めた。市の備蓄用マスク24万枚のうち、保育園、幼稚園など職員向けに9万3千枚、高齢者施設、介護施設、障害者施設などの職員向けに8万7千枚、計18万枚を配布する。
各区役所を窓口に9日、配布が始まり、約160の配布対象施設がある浦和区では正午までに、市子ども未来局などから案内を受けた区内約40施設の担当者が次々と箱入りのマスクを受け取った。
同日午後に窓口でマスクを受け取った市内小規模保育事業所の担当者は「在庫はまだあるものの、先が見えず、この後のことを考えると大変ありがたい」と話していた。