埼玉新聞

 

<新型肺炎>注意!感染拡大に乗じた不審電話あり 行田市役所を装い「ウイルス除去の水道工事する」

  • 県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 5日午後6時ごろ、行田市の70代男性方に市役所職員を名乗る男から、「コロナウイルスを除去する機械を取り付ける水道工事をする」などと電話があった。県警は新型コロナウイルスの感染拡大に乗じた不審電話とみて、被害に遭わないように注意を呼び掛けている。

 県警生活経済課によると、男性は電話の男に数十万円の工事代金を持ち掛けられたため、不審に思って電話を切った。その後に再び電話がかかってきたり、何者かが訪ねてくることはなかったという。県内では他に同様の事案は確認されていない。

 同課は「振り込め詐欺と同じで留守番電話にするのが一番の対策。もしかかってきたら電話による勧誘は断った上で、自治体や警察に本当かどうか確認して通報してもらいたい」としている。

ツイート シェア シェア