埼玉新聞

 

早咲きのチューリップ開花、滑川・森林公園 1万8千球、見頃は3月下旬ごろ 4月初旬まで楽しめる

  • 咲き始めたチューリップ=滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園

 滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園の「公園・庭園樹園」の一角で、早咲きチューリップが咲き始め、訪れた人たちの目を楽しませている。

 「公園・庭園樹園」は中央口から徒歩約15分。5品種、約1万8千球の早咲きチューリップが植栽されている。この内、紫色の「パープルプリンス」とピンクの「クリスマスドリーム」がいち早く花を咲かせ、黄色の「フレンドシップ」、淡いオレンジの「ダーウィンオレンジ」も、一部咲き始め、これから暖かくなるにつれ、新色の赤い「フラシュポイント」も開花する。

 今年は開花が例年より2週間ほど早いという。天候にもよるが、見頃は3月下旬ごろで、4月初旬まで楽しめる。このところ新型コロナウイルスの感染拡大防止のためマスク姿の人も多く、入園者の一人は「春の息吹、新鮮な空気を楽しみに来たのにもったいない」と話す人もいた。

 問い合わせは、国営武蔵丘陵森林公園(電話0493・57・2111)へ。

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