<新型肺炎>さいたま市、小中学校の臨時休校を学期末まで延長 大宮西高、最後の卒業式は16日に変更
2020/03/12/00:00
さいたま市は11日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2日から13日まで臨時休校としている市立小中学校について、休校期間を学期末の3月26日まで延長する方針を発表した。感染症専門家の意見などを考慮し、現在の臨時休校を取りやめるのは難しいとして市教委が決定した。
市立高校、中等教育学校については、各校の修了式まで臨時休校を継続し、特別支援学校は引き続き通常授業を行う。
修了式は23日から、小中高校、中等教育学校の学校種、学年ごとに実施。中学2年生は17日を、中学1年生は18日を登校日とする。臨時休校中の児童生徒の受け入れについても26日まで延長する。
中学校が13日、小学校が24日としていた各校の卒業式は、卒業生と教職員のみが出席し、予定した期日に実施する。高校、特別支援学校の卒業式も予定通り行う。
7日の実施を見送った市立大宮西高校の最後の卒業式は、16日午前10時半からに期日を変更して実施する。
15日まで臨時休館している図書館や公民館、文化施設・博物館、福祉施設、子育て支援施設などについては、休館期間を31日まで延長し、市主催イベントはこの期間、原則、中止または延期とする。