埋葬が面倒だった…52歳兄の遺体を放置か、36歳男を逮捕 約1週間後に「放置してしまった」と110番通報
2023/08/19/11:07
自宅に遺体を放置したとして埼玉県警上尾署は17日、死体遺棄の疑いで、上尾市原新町、無職の男(36)を逮捕した。男と同居していた兄(52)と連絡が取れていないことから、同署は遺体が兄とみて捜査を進めている。
逮捕容疑は、8月9日ごろ~17日の間、自宅内に遺体1体を放置した疑い。調べに対し「兄が死んでいることを知っていたが放置してしまった。埋葬が面倒だった」と容疑を認めているという。
同署によると、17日午前8時50分ごろ、男から「1週間ほど前に兄が亡くなっているようだったが、分からず放置してしまった」と110番通報があった。署員が自宅を調べたところ、2階の洋間から布団の上で腐敗が進んでいる遺体を発見。遺体に争った形跡や目立った外傷はなかったという。
同署は、身元の確認や死因の特定を進めている。