埼玉新聞

 

女性狙ったひったくり、川口と蕨で相次ぐ 同一犯か…白っぽいバイク利用、3キロ圏内で似たような手口

  • 埼玉県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 川口市と蕨市で18日午後、バイクを利用して女性を狙ったひったくり事件が相次いだ。川口署と蕨署は、3キロ圏内で似たような手口だったことから、同一犯による連続窃盗事件を視野に調べている。

 県警によると、18日午後7時12分ごろ、川口市栄町1丁目の路上で、自転車で通行中の女性介護福祉士(48)が、後ろからバイクで来た男に現金約1万2千円などの入ったトートバッグを前かごからひったくられた。約13分後には約2・5キロ離れた同市並木3丁目の路上で、歩いて帰宅途中の女性会社員(50)が約6千円などの入ったポーチをひったくられ、約600メートル離れた蕨市塚越5丁目の路上でも、自転車のアルバイト女性(46)がスマートフォンなどの入ったショルダーバッグをひったくられた。

 さらに約10分後、約1・7キロ離れた川口市上青木3丁目の映像制作施設敷地内でも、女性が約9万7千円の入ったリュックサックをひったくられた。

 犯人はいずれもバイクを利用し、男とみられ、それぞれ黒っぽい服装や白っぽいバイクなどの特徴があるという。

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