<新型肺炎>川口の男性が感染 京浜東北線で都内へ通勤、感染源は不明 川口市、同居家族に自宅待機求める
2020/03/21/00:00
川口市は20日、市内に住み都内に職場を持つ80代自営業男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。男性は同日、県内の感染症指定病院に入院。容態は安定しているという。市は同居の息子と妻に自宅待機を求めている。
男性は16日、都内の職場で発熱しその日は職場に泊まり、17日に市内の診療所を受診した。19日も38・3度で倦怠(けんたい)感、下痢があり、同じ診療所を受診。胸部レントゲン検査で肺炎症状が判明したため同日、市内の帰国者・接触者外来診療所を受診し、検体を採取。20日に陽性が判明した。
職場への通勤は京浜東北線を利用していた。市保健所の岡本浩二所長は「感染源は不明」と話した。