埼玉新聞

 

横から読むと「川口」?! 11100発打ち上げの花火大会、初冬の開催へ向け汗 市制90周年記念し11月

  • 花火大会本番へ向け準備を進める(前列右から)川口商工会議所青年部の飯塚祐輔さん、平沢宏之さん、(後列右から)山崎真之介さん、高倉光俊青年部会長、山田知則委員長、商議所事務局の庭田康弘さん=埼玉県川口市荒川運動公園

    花火大会本番へ向け準備を進める(前列右から)川口商工会議所青年部の飯塚祐輔さん、平沢宏之さん、(後列右から)山崎真之介さん、高倉光俊青年部会長、山田知則委員長、商議所事務局の庭田康弘さん=埼玉県川口市荒川運動公園

  • 花火大会本番へ向け準備を進める(前列右から)川口商工会議所青年部の飯塚祐輔さん、平沢宏之さん、(後列右から)山崎真之介さん、高倉光俊青年部会長、山田知則委員長、商議所事務局の庭田康弘さん=埼玉県川口市荒川運動公園

 初冬の川口の夜空が大輪の花火で彩られる。川口商工会議所は11月11日、市制施行90周年を記念した第3回川口花火大会を実施する。同会議所青年部は「レッツムーブ、川口を花火と笑顔で彩ろう」をテーマに、猛暑の中、初冬の川口の空を彩る大会の成功に向けた準備に汗を流している。

 花火大会は、同日午後6時から、埼玉県川口市荒川町の荒川運動公園で行われる。打ち上げ数は過去最大の1万1100発。アラビア数字で横書きすると「川口」に見える打ち上げ数には、市制施行の節目を迎えたことを機に、市のさらなる発展を願う思いを込めたという。

 青年部の高倉光俊会長は「川口の新しい観光資源として始めた大会。初冬の天空を彩る大輪の花火で魅了し、皆さんに喜んでいただければ」と笑顔を見せる。

 会場には家族や仲間同士で間近で観覧できる「ガーデンチェア席」など有料席が設けられ、飲食店約50店舗が出店して地元の味を楽しめる「川口グルメフェス」を開催する。

 青年部シティプロモーション特別委員会の山田知則実行委員長は「開催は空気が澄んで夜空がきれいに見える季節。事故がないよう万全の準備を進め、大勢の皆さんに楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 有料席チケットは今月21日午前10時から、インターネット「イープラス」で発売開始。同実行委では、特別席や優先入場、社名入りちょうちんなどの特典がある協賛を受け付けているほか、開催日とその前後に設営や警備、誘導などを行うボランティアを募集している。

 協賛、ボランティアの申し込みは川口花火大会公式ホームページから。問い合わせは川口花火大会実行委(川口商工会議所内=電話048・228・2220)へ。

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