横から読むと「川口」?! 11100発打ち上げの花火大会、初冬の開催へ向け汗 市制90周年記念し11月
2023/08/20/11:13
初冬の川口の夜空が大輪の花火で彩られる。川口商工会議所は11月11日、市制施行90周年を記念した第3回川口花火大会を実施する。同会議所青年部は「レッツムーブ、川口を花火と笑顔で彩ろう」をテーマに、猛暑の中、初冬の川口の空を彩る大会の成功に向けた準備に汗を流している。
花火大会は、同日午後6時から、埼玉県川口市荒川町の荒川運動公園で行われる。打ち上げ数は過去最大の1万1100発。アラビア数字で横書きすると「川口」に見える打ち上げ数には、市制施行の節目を迎えたことを機に、市のさらなる発展を願う思いを込めたという。
青年部の高倉光俊会長は「川口の新しい観光資源として始めた大会。初冬の天空を彩る大輪の花火で魅了し、皆さんに喜んでいただければ」と笑顔を見せる。
会場には家族や仲間同士で間近で観覧できる「ガーデンチェア席」など有料席が設けられ、飲食店約50店舗が出店して地元の味を楽しめる「川口グルメフェス」を開催する。
青年部シティプロモーション特別委員会の山田知則実行委員長は「開催は空気が澄んで夜空がきれいに見える季節。事故がないよう万全の準備を進め、大勢の皆さんに楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
有料席チケットは今月21日午前10時から、インターネット「イープラス」で発売開始。同実行委では、特別席や優先入場、社名入りちょうちんなどの特典がある協賛を受け付けているほか、開催日とその前後に設営や警備、誘導などを行うボランティアを募集している。
協賛、ボランティアの申し込みは川口花火大会公式ホームページから。問い合わせは川口花火大会実行委(川口商工会議所内=電話048・228・2220)へ。