埼玉新聞

 

ホテルで女性死亡…体を縛られ暴行、顔にタオル巻かれた状態 住所不定の男性逮捕、その後なぜか不起訴に

  • 現場となったビジネスホテル=5月16日午後6時35分ごろ、草加市瀬崎1丁目

    現場となったビジネスホテル=5月16日午後6時35分ごろ、草加市瀬崎1丁目

  • 現場となったビジネスホテル=5月16日午後6時35分ごろ、草加市瀬崎1丁目

 女性に暴行を加えて死亡させたとして、逮捕された住所不定、無職の男性(39)について、さいたま地検は16日、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

 男性は5月15日、草加市のビジネスホテルの客室で女性の体を拘束するなどの暴行を加え死亡させたとして、7月5日に傷害致死容疑で県警に逮捕されていた。女性は手足を縛られ、顔にタオルなどが巻き付けられた状態で見つかった。

■女性は1泊の予定だった(以下、初報記事)

 5月16日午後1時35分ごろ、草加市瀬崎1丁目のビジネスホテルの女性従業員から、「宿泊客の女性の意識がない」と110番があった。警察官が駆け付けると、客室内で倒れている40代ぐらいの女性を発見。その場で死亡が確認された。

 捜査関係者などによると、女性が死亡していた部屋は15~16日の1泊の予定で使用されていた。ホテルの女性従業員がチェックアウト時間の16日午後1時になっても、応答がなかったため、部屋を開けたところ、女性が倒れていたという。女性には目立った外傷はなかった。

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