埼玉新聞

 

男性死亡…重さ15キロのパイプ数十本の下敷きに 朝霞の倉庫 パイプ倒れる音が近隣に響く…同僚が発見

  • 朝霞署=朝霞市幸町

 24日午後8時5分ごろ、朝霞市栄町2丁目、総合設備会社「大喜」(本社・福島県)の朝霞倉庫で、同社員宮田健治さん(41)=福島県郡山市太平町=が配管資材の下敷きになって倒れているのを同僚の男性社員が発見し、119番した。宮田さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

 朝霞署によると、宮田さんは鉄筋平屋の倉庫内で、壁面のラックに立て掛けてあったアルミ製パイプ(長さ約4メートル、直径約6センチ、重さ約15キロ)数十本の下敷きになって倒れていた。宮田さんは同日午後6時ごろから、倉庫内で1人で資材をトラックに積む作業をしていた。同僚男性は資材の運搬準備のため倉庫を訪れ、宮田さんを発見した。近所の住民らが午後6時すぎに資材が倒れる音を聞いていた。宮田さんは同時刻ごろ、何らかの事情により倒れたパイプの下敷きになったとみて、同署で調べている。

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