25日未明、埼玉県さいたま市中央区内で家庭ごみなどが焼ける火災が2件相次いで発生した。10分間に約350メートル圏内で発生していることから、浦和西署で連続不審火の可能性もあるとみて調べている。

　同署によると、25日午前2時5分ごろ、同区下落合3丁目にあるアパート敷地内のごみ集積所で、家庭ごみから煙が出ているのを近くにいた新聞配達員が発見し119番した。

　その10分後、350メートルほど離れた同区下落合4丁目のマンションのごみ保管庫で同じく家庭ごみが焼けているのが見つかった。いずれも負傷者はいなかった。

　付近の下落合2丁目では今月21日にも、集合住宅敷地内のごみ集積所で不審火が確認されており、同署は2件との関連も視野に出火原因など詳しく調べている。