埼玉新聞

 

地元の力士といざ勝負! 草加で相撲教室、市内に部屋構える追手風部屋の3人が参加 ぶつかり稽古の披露も

  • 児童との取組を楽しむ力士=23日午後、埼玉県草加市立長栄小学校

    児童との取組を楽しむ力士=23日午後、埼玉県草加市立長栄小学校

  • 児童との取組を楽しむ力士=23日午後、埼玉県草加市立長栄小学校

 大相撲の力士が埼玉県草加市内の小学校を訪れて交流を深める催し「夏休み草加っ子相撲教室」が23日、約4年ぶりに開催された。今年は市内にある追手風部屋から力士3人が参加。児童はアドバイスを受けながら四股やすり足を実践し、相撲の魅力に触れていた。

 同部屋所属の大奄美、大飛翔、大雄翔が市立長栄小学校を訪問。市内の小学生約150人のほか、保護者らも集まった。

 草加市は昔から相撲が盛んな地域で、多くの小中学校に土俵が設置されている。本物の力士を招いた相撲教室も毎年行われてきた。

 教室では体育館に二つの土俵マットが設けられ、児童は実際に力士と対戦。数人がかりでぶつかり、力士を土俵の外へ追い出すと大喜びしていた。

 最後は本番さながらのぶつかり稽古を力士が披露。肌と肌が当たると体育館中に大きな音が響き、児童は真剣な表情で見学していた。

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