川口市議会の立憲民主党系の市議で構成する会派「川口新風会」(碇康雄代表)が2日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止について、奥ノ木信夫市長に意見書を提出した。
意見書は、政府が公表している試算式によると患者数が大幅に増えた場合のピーク時には、川口市では1日当たり2千人が外来を受診し、入院が必要な患者は同じく900人、重症者は同30人となるとし「これ以上の拡大を想定して対応できる準備が必要だ」とした。
さらにPCR検査能力を現在の1日20人を同2千人に高め、感染者の収容施設として、新庁舎に移転完了後の旧市役所庁舎の活用も検討することなどを提案した。