10日午後9時15分ごろ、熊谷市太井の新田踏切内で、男性がJR高崎線高崎発上野行き上り回送列車(7両編成)にはねられ、死亡した。
熊谷署によると、現場の踏切は行田駅の手前約1キロの場所で、警報機、遮断機付き。男性は50~70代くらいで、同署が男性の身元を調べている。男性は左から踏切の降りている遮断機バーをくぐり、踏切内で立ち止まったという。同署は自殺の可能性が高いとみて調べている。
JR東日本高崎支社によると、この事故で上下4本が運休、特急・快速を含む上下25本に最大1時間半の遅れ、約7500人に影響が出た。