粘着テープ1個を奪った強盗犯、容疑で再逮捕 男性店員を脅迫中、現れた女性店員を見て逃走していた/県警
2020/04/14/00:00
毛呂山町のコンビニエンスストアで強盗したとしてバングラデシュ人の男2人が逮捕された事件で、県警捜査1課と国際捜査課、西入間、東松山署は13日、強盗の疑いで、上尾市愛宕3丁目、同国籍の無職の男(24)=強盗致傷罪で起訴=を再逮捕した。
再逮捕容疑は、3月8日午前3時15分ごろ、東松山市松山のコンビニ「セブンイレブン吉見百穴店」に客を装って侵入。アルバイト男性(23)に包丁を突き付け、「手を上げろ。他に従業員はいるか」と脅し、粘着テープ1個(187円相当)を奪った疑い。容疑を認めているという。
捜査1課によると、男は売り物のテープを手に取って男性を脅迫。別の女性従業員が店の奥から出てきたため、テープだけを持って逃走した。現金の被害はなく、従業員にけがはなかった。防犯カメラの精査などから関与が浮上した。県警は3月、毛呂山町のコンビニに押し入って店員にけがを負わせたとして、強盗致傷容疑で、男ら2人を逮捕していた。もう1人の男性は不起訴処分となっている。3月には鶴ケ島市内でもコンビニ強盗事件が発生しており、県警が関連を調べている。