埼玉新聞

 

民家16カ所に計23回侵入、現金やビール券など盗んだ疑い 男を追送検「生活費を稼ぐため」/浦和西署

  • 浦和西署=さいたま市中央区上峰

 浦和西署は14日、住居侵入と窃盗の疑いで、住所不定、無職の男(71)=同罪で公判中=をさいたま地検に追送検した。同署はこれまでにさいたま市、上尾市などで発生した住居侵入と窃盗事件計25件を確認、うち23件(被害総額約60万円)を追送検し、捜査を終結した。追送検容疑は2014年9月上旬ごろから今年1月下旬ごろまでの間、さいたま市と上尾市の民家16カ所に計23回侵入、現金計約60万円と商品券20枚を盗んだ疑い。

 同署によると、男は主に深夜に無締まりの窓から侵入。現金や商品券、ビール券を盗んでいた。同署は2月5日、さいたま市桜区の民家に侵入したとして、住居侵入と窃盗未遂容疑で男を逮捕し、余罪を調べていた。男は追送検容疑を認め、「定職がなく生活費を稼ぐためにやった」と供述しているという。

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