西武池袋線で事故 列車の屋根上に男性、搬送先で死亡 橋から落下か…発車直後、車掌が大きな音聞く/入間
2020/04/18/00:00
16日午後4時10分ごろ、入間市河原町の西武池袋線入間市駅構内で、池袋発飯能行き下り普通列車(8両編成)の最後尾車両の屋根上に男性が倒れているのを駅員が発見し、119番した。男性は病院へ搬送され、死亡が確認された。男性は20歳ぐらいとみられ、狭山署で身元の確認を進めている。
同署によると、列車が武蔵藤沢駅を発車した直後、車掌がドンという大きな音を聞いているという。同駅付近に架かる建武橋下の線路内に靴が落ちていたことから同橋から落下したとみられている。乗員乗客にけがはなかった。
西武鉄道によると事故の影響で列車は約1時間半停車し、午後5時35分ごろ運転を再開。上下線73本が運休し、35本に最大97分の遅れが生じた。乗客約1万人に影響した。